花嫁様のお着物には「幸せ」を願う、たくさんの文様が記されています。
今回ご紹介させていただくのは吉祥文様「束ね熨斗」です。
沢山の熨斗を束ねる事から多くの人達から祝福を受け、
またその幸せを周囲の人たちと分かち合うという意味で親しまれています。
「鮑」そのものは奈良期には長寿をもたらす縁起物としてすでに尊重され
「熨斗鮑(のしあわび)」として、朝廷に献上されていてた記述が残されています。
のちに高級な進物として位置付けられることに繋がります。
また縁起物を熨す(熨しておめでたいことばさらに)束ねることで最高の幸運を広げる意味もあります
TANAN丹庵 色打掛「熨斗満豊花車文」
晴れやかな赤地に伝統的な色彩で花車と幸福が広がってゆく熨斗を束ねた総絵羽の打掛です
色打掛お問合せ TANAN丹庵 075-365-1330